2026-06

漫画

山岸凉子『日出処の天子』を徹底紹介|聖徳太子を“孤独な天才”として描いた飛鳥時代の不朽の名作【2026年版】

「少女まんが」という枠で語るには、あまりに底が深い。山岸凉子さんの『日出処の天子』は、飛鳥時代を舞台に、のちの聖徳太子——厩戸王子(うまやどのおうじ)の知性と孤独を、息を呑むほどの筆致で描いた歴史大作です。私は美しい絵柄に惹かれて読み始めた...
歴史さんぽ

下鴨神社 歴史さんぽ|『源氏物語』葵祭の舞台・糺の森に残る平安京の祈りを歩く 読んでから訪ねる聖地巡礼【2026年6月】

京都の街なかに、千年を超える原生林が残っているのをご存じでしょうか。世界遺産・下鴨神社(賀茂御祖神社)を包む「糺の森(ただすのもり)」です。平安京が生まれる前からこの地に鎮座し、『源氏物語』にも登場する葵祭(賀茂祭)の舞台となった社。今回の...
漫画

たかぎ七彦『アンゴルモア 元寇合戦記』を徹底紹介|対馬から見たもうひとつの元寇、流人武士たちの死闘【2026年版】

「元寇」と聞くと、多くの人は教科書の一行——神風が吹いてモンゴル軍が退いた、という結末だけを思い浮かべるのではないでしょうか。けれど、その裏で最初に矢面に立ち、地獄のような戦いを強いられた島がありました。対馬です。たかぎ七彦さんの『アンゴル...
歴史さんぽ

嵐山・嵯峨 歴史さんぽ|『源氏物語』松風の舞台・平安貴族の別業地を渡月橋から歩く【2026年6月】

平安貴族が愛した別業の地・嵐山と嵯峨。『源氏物語』松風の帖で明石の君が暮らした大堰川のほとりを、渡月橋から大覚寺・大沢池へと歩く聖地巡礼。『あさきゆめみし』で物語を味わってから訪ねたい王朝文化のさんぽです。
おすすめ

日本史だけじゃない!世界が舞台の歴史まんが5選|古代エジプトから中世ヨーロッパまで“世界史が好きになる”名作

歴史まんがというと、戦国や幕末といった日本史を思い浮かべる方が多いかもしれません。けれど世界に目を向ければ、古代エジプトの王宮から、アレクサンドロス大王が駆けた地中海、北の海を渡ったヴァイキング、ルネサンスのイタリア、そして「地球が動く」と...
漫画

細川智栄子あんど芙〜みん『王家の紋章』を徹底紹介|古代エジプトと少年王メンフィス、半世紀続くロマンの金字塔【2026年版】

1976年連載開始、2026年で50周年を迎える少女マンガの超大作。現代の少女キャロルが古代エジプトにタイムスリップし少年王メンフィスと出会う『王家の紋章』の魅力を、古代オリエント世界の広がりとともにネタバレ配慮で紹介します。
歴史さんぽ

晴明神社 歴史さんぽ|陰陽師・安倍晴明をまつる京の社を歩く 読んでから訪ねる聖地巡礼【2026年6月】

平安きっての陰陽師・安倍晴明をまつる京都・晴明神社を「読む→歩く→また読む」聖地巡礼の視点で歩きます。五芒星・晴明像・一条戻橋など見どころを紹介。
漫画

岩明均『ヒストリエ』あらすじと読みどころ|エウメネスとは何者か【2026年版】

『寄生獣』の岩明均が描く古代ギリシャの歴史大作『ヒストリエ』。アレクサンドロス大王の書記官エウメネスの数奇な生涯を、知略の物語として徹底紹介します。2027年アニメ化決定。
漫画

惣領冬実『チェーザレ 破壊の創造者』を徹底紹介|ルネサンスの天才ボルジアを描く歴史大作【2026年版】

マキャヴェリ『君主論』のモデルとされるチェーザレ・ボルジアの青年期を、徹底した考証で描く歴史大作。ルネサンス期イタリアへの最良の入口になる一作を紹介します。
歴史さんぽ

二条城 歴史さんぽ|徳川幕府の始まりと終わり・大政奉還の舞台を歩く 読んでから訪ねる聖地巡礼【2026年6月】

まんがで幕末の物語を読んだあと、その「終わりの舞台」を歩いてみませんか。京都・二条城は、徳川幕府が始まり、そして大政奉還で幕を下ろした場所。読んでから訪ねると、御殿の畳の上に、教科書では味わえない時代の重さが立ち上がってきます。今回は「読む...